Among Usってどんなゲーム？ 特徴と遊んでみた感想を解説します！

2020年夏頃からにわかに話題となっている「Among Us」をご存知ですか？

この記事ではゲームアプリ「Among Us」はどんなゲームなのか、その特徴と遊んでみた感想を紹介します。

「Among Us」ってどんなゲーム？

「Among Us」には、Steamにて配信されている有料のPC版、Android、iOSで遊べる無料のスマホ版のゲームアプリ、Switch版があります。

2018年に公開されたこのゲームは、公開から二年を経た2020年7月頃から、多くのYoutuberやTwitchストリーマーが火付け役となり、現在は世界中で大ヒットとなっています。

日本では『宇宙人狼』という愛称が定着しているこのゲーム、内容はまさに愛称のとおりで一言でいうと「宇宙船の船員に紛れ込んでいる偽物を見つけて追放するゲーム」です。

プレイヤーはCrewmate（船員）として宇宙船や宇宙ステーションで業務に勤しんでいます。しかし、その中に少数のImpostor（偽物）が紛れ混んでいるのです。

Impostorは、業務を行うフリをしながら、妨害工作をしたり、Crewmateを殺害していきます。

Crewmate（船員）は殺される前に全ての業務を終えるか、Impostor（偽物）を突き止めて会議で追放するのが目的。

一方のImpostorは正体を隠しつつ、Crewmateを食い尽くすのが本ゲームの目的です。

みどー

人狼ゲーム、いわゆる「正体隠匿系ゲーム」が好きな方なら、どハマリすること間違い無しだよ！

「Among Us」の基本的なルール

プレイヤーは4〜10人。少数の狼役がImpostor（偽物）チーム、残りがCrewmate（船員）チームとなります。

Impostorの人数設定は1〜3人の範囲で変更可能ですが、現在は4〜7人プレイでImpostor1人、8〜10人プレイでImpostor2人が、バランスの良い設定としてよく用いられています。

Crewmate（船員）の勝利条件は以下のとおり。

Impostor（偽物）の勝利条件は以下のとおりです。

ゲーム中には、2つのフェーズがあります。

ひとつめは「アクションフェーズ」。Crewmateは自身に割り振られたタスクをこなすため、宇宙船内を駆け回ります。Impostorはタスクをこなすフリをしながら、隙をついてCrewmateを殺害します。

ふたつめは「会議フェーズ」。誰がImpostorなのかを話し合い、多数決で最も票を集めた一人を、宇宙船外に追放します。この話し合いのためには、ゲーム内チャットやDiscord等のコミュニケーションツールを使用します。

Crewmate（船員）になったら何をしたらいいの？

Crewmate（船員）に出来ることは2通りあります。

その1：タスクをこなす

1つ目はタスクをこなすこと。

タスクというのは簡単なミニゲームです。1-10までの数字を順番に押したり、同じ色同士で配線を繋いだりといった作業で、初見でも直感的に行なえます。

タスクを行うと、全プレイヤーで共有している画面左上のタスクゲージが溜まっていきます。これを一杯まで溜めることがCrewmateの勝利条件のひとつです。

レバーを押し下げてゴミを捨てるだけのタスクの様子

同じ色の配線を繋げて修理するタスクの様子

その2：会議フェーズで偽物を追放！

Crewmate（船員）にできることの2つ目は会議フェーズを始めること。

誰かの死体を見つけたときに押せるようになるレポートボタンを押すか、緊急会議ボタンを押すことで会議フェーズが始まります。

緊急会議ボタンは押せる回数が限られています（よくある設定では一人一回）ので、使いどころをよく見極めましょう。

会議フェーズでは疑わしい人物を追放すべく、他のプレイヤーと話し合いましょう。会議フェーズは、他のプレイヤーとコミュニケーションを取れる唯一の時間です。

Impostor（偽物）ではないかと疑わしい人がいたら投票で追放することができます。

死体を見つけてレポートしたときの様子

会議フェーズではみんなで話し合って怪しい人に投票して追放する

Impostor（偽物）になったら何をしたらいいの？

Impostor（偽物）に出来ることは以下の通り。

その1：Crewmate（船員）の殺害

Crewmate（船員）に接近し、キルボタンを押すことで殺害できます。その手際たるや、一瞬で、一撃必殺です。

ですが、殺害するときは慎重に。殺害の瞬間を他のプレイヤーに目撃されてしまえば、あなたは会議フェーズで追放されてしまうでしょう。

たく

キルするときは他のCrewmate（船員）にバレにくい場所で殺すのがええと思うで！

その2：妨害工作（サボタージュ）

遠隔で様々な妨害工作（サボタージュ）を行なえます。

サボタージュには次の五種類があります。

サボタージュはCrewmateの視界を狭めるなどのデメリットを与え、Crewmateはその回復のために特定の妨害修復用のタスクを行う必要があります。

特に酸素遮断、リアクターメルトアウトについては、制限時間内に妨害修復用のタスクを行わなければ即刻Impostorの勝利となる強力なサボタージュです。

リアクターメルトダウンが起きた時の様子、修理しないと核爆発が起きてCrewmate（船員）の負けになってしまう

3：通気口（ベント）を使っての移動

ステージ内の各所に設けられた通気口（ベント）は、Impostorのみがこれを用いてすばやく他のベントに移動することができます。

瞬間的に別室に移動できるのでアリバイ偽装などに有用ですが、ベントを使う瞬間を決して他のプレイヤーに見られないようにご注意を。

見られてしまうとImpostorであることがバレてしまいます。

Impostorが通気口（ベント）に入る瞬間

4：会議フェーズを始める

死体発見のレポートや、緊急会議ボタンはImpostorも使用可能です。自ら死体の第一発見者になるなど、上手く使って撹乱しましょう。

みどー

「みんなー！ ここに死体があったよー！」とレポートしておいて、実はレポートした本人がImpostor（偽物）なんてこともありえるわけだね

プレイしてみての感想

筆者はスマホ版で、Discordの通話機能を併用してプレイしました。

その感想は「この流行はまだまだ続くぞ！」です。

筆者は完全にどハマリしてしまいました。

Crewmate側で信頼できる仲間を見つけたときの安心感、殺害現場を目撃してしまったときの衝撃、Impostor側でまんまと出し抜いたときの爽快感。

こうした正体隠匿系ゲーム全般の醍醐味を直球に感じることが出来ます！

人狼ゲームから「様々な役職による複雑なロジック」を引き算して、「ミニゲーム」「簡単なアクション」を足し算したことで、よりカジュアルに遊べるようにした感じです。

1ゲームは10〜15 分程度あれば終わります。タスクのミニゲームは直感的に操作可能。これらの点で、同じ系統のゲームである『雪山人狼』と比べても、よりお手軽に遊べるという特徴があります。

会議フェーズの遊び方に関しては、ゲーム内チャットで会話することもできますが、オススメはDiscord等を用いてのボイスチャットです！

そもそもの『Among Us』の流行の一因として、コロナ禍によるボイスチャット・会議ツールの発展、それらツールを用いた新しいコミュニケーションの普及といった時代背景があると思います。

ボイスチャットでは、テキストでのやり取り以上に感情が乗った、より濃厚なコミュニケーションが楽しめます。それがこうした「話し合うゲーム」では、如何に重要な要素であるかは明白ですね。

おわりに

今回は「Among Us」とはどんなゲームなのか、その特徴と遊んでみた感想を解説しました。

この記事を読んで「Among usやってみたい！」と思ってくれた方の中には、以下のような二の足を踏んでいる方もいるのではないでしょうか？

大丈夫！

次回はそのあたりも踏まえて「Among Usの始め方」について紹介させていただきます！

なお、当ブログでは他にもAmong Usに関する記事を書いているので興味があればご覧ください。

→ Among Usの記事一覧を見る