コロナ騒動が始まってしばらく経ち、在宅ワークを推奨する会社も増えて来ました。
最初は「会社に出勤しなくてもいいのは楽だなあ」と感じていたものの、時が経つにつれてストレスが溜まってきている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、在宅ワークで生じるストレスの原因と在宅でできるおすすめのストレス解消法について解説します。
ストレスの原因と対策を知ることで、より快適に新しい日常と向き合えるようになるはずです!
目次
なぜ、在宅ワークだとストレスが溜まるのか
在宅ワークはストレスが溜まる…という人が増えてきています。
通勤いらずの家での仕事、なのになぜストレスが溜まってしまうのでしょうか。
以下では、その原因を5つに分けて解説します。
ストレスの原因1: 孤独
第1の原因は「孤独」です。
在宅ワークになる以前は、皆が一様に会社へ出社し、そこには必ず同僚の姿がありました。
同じオフィスで働くことで、仕事上分からない事が出たり判断に迷った際には誰かに気軽に相談できますし、休憩時間に一緒にランチに行くこともできました。
しかし、在宅ワークでは基本的に家で1人で作業することになります。
相談をするのもチャットツール越しで、ランチは1人でという人も多いのではないでしょうか。愚痴を言う機会も少なくなってしまいますよね。
そんな環境が孤独感を引き起こし、知らず知らずのうちにストレスとして積もっていきます。
かくいう私もその1人で、気軽に相談できない状態に寂しさを覚えることがしばしばあります...。
ストレスの原因2: 仕事とプライベートの境界が曖昧になる
在宅ワークによって仕事とプライベートの境目が曖昧になってしまっているのもストレスの一因です。
会社に出社して仕事をしている時は、「出社=仕事モード」「退社後=プライベート」と仕事・プライベートの分かれ目がはっきりしています。
また、スーツを着て出社したり髪を整えたりと、身なりの面も仕事モードへ切り替えやすいです。
一方、在宅ワークには出勤がないので、いつも見慣れた自宅の光景のまま仕事・プライベートを切り替える必要があります。
身なりの面でも、出社する際と比べて服装はラフになりがち。
そのため、オンとオフの切り替えが上手く行かず、家にいてプライベートの時間なのに仕事のことを考えてしまったり、逆に仕事中なのに上手く集中できないこともしばしば。
このようなことが積み重なり、仕事とプライベートの切り替えが上手く行かないことがストレスとして蓄積してしまう人が多いのです。
個人的には仕事をする部屋にベットがあると、つい横になりたい衝動にかられて集中力が下がってしまいます。
ストレスの原因3: 生活リズムの乱れ
在宅ワークになったことで生活リズムが乱れてしまいがちになることが、ストレスの引き金となっている場合もあります。
前述の通り、在宅ワークには出勤の概念がありません。
そのため、「出社する時よりも起きるのが遅くても大丈夫」と考えてしまい、ついつい夜更かししすぎてしまう、なんて経験あるのではないでしょうか。
度重なる夜更かしによって少しずつ生活リズムがズレていってしまい、ついには休日に昼夜逆転なんてことも。
1度生活リズムが乱れてしまうと、再度整えるのに時間がかかるのでその分ストレスが溜まってしまいます。
ストレスの原因4: 運動不足
在宅ワークによって生じる問題の1つが「運動不足」です。
人は体を動かすだけでもストレスが発散されるとはいいますが、在宅での仕事は長時間のデスクワークの場合が多く、出社する場合と比べて動く機会が極端に減ってしまいます。
運動不足はストレスが溜まるのみならず、腰痛や肩こりの原因にもなるので注意が必要です。
在宅ワークで溜まったストレスの解消法
在宅ワークで溜まったストレスは少しずつ解消してあげないと、気分が落ち込んだりイライラしたりする原因になってしまいます。
ここからは在宅でどのようにストレスを解消したらよいか、その解消方法を紹介します。
ストレス解消法1: ラフに会話できる機会を増やす
孤独感への対策として、ラフに会話できる機会を増やすことはよいストレス解消法です
会話できる機会を増やすといっても、コロナ以降自粛ムードの現在では、同僚・友人と直接会うのははばかられる人も多いと思います。
そこでおすすめなのが、オンラインランチ会です。
今やZoomやSkypeなどオンラインコミュニケーションツールは広く普及しているので、利用したことのある方も多いと思います。
オンラインランチ会は、お昼の時間に同僚とオンラインで繋がりながらランチを食べることを指します。
お互いの顔を見ながらコミュニケーションすることで、チャットでは相談しづらい細かな悩みだったり、冗談を言い合ったりすることができます。
誰かの顔を見ながら会話するだけでも孤独感は和らぐので、孤独感に困っている人は試してみるとよいと思います。
ランチ会に限らず、オンライン飲み会・オンラインおやつ会などを開いている人も。
毎日でなくともたまに開催するだけで、だいぶ気が楽になりますよ!
ストレス解消法2: 環境を変える
在宅ワークでオンとオフをはっきりさせてメリハリをつけるために、環境を変えるのも1つのストレス解消方法です。
環境を変える例としては以下のような方法が挙げられます。
- 服装を変えてみる(例: 試しにスーツを着て仕事してみる)
- 場所を変えてみる(例: 近くのカフェで仕事をする時間を作ってみる)
服装を変える場合は、仕事モードの時は仕事用の服を着ておき、仕事が終わったら部屋着に着替えます。
服装に変化があることで気分が切り替わりやすいですし、「着替える」という行為そのものが切り替えのいいタイミングにもなります。
また、自宅での仕事で集中力が保てない場合は、思い切って場所を変えてみるのも効果的です。
1日中でなく1時間でもよいので、外へ出てカフェなどで仕事をすることで周囲の景色が変わります。
景色が変わるだけで気分はだいぶ違うので、1度試してみてはいかがでしょうか。
ストレス解消法3: 体を動かす
家にこもりがちな在宅ワークだからこそ、運動して体を動かすだけでもストレス解消になります。
例えば以下のような運動をしてみるとよいでしょう。
- お昼休憩の時に外を散歩をしてみる
- YouTube動画を参考にしながらヨガやストレッチをしてみる
- ジムやプールに通う
特に、人間は日光を浴びることで、リラックス効果があるセロトニンを生成するため、外への散歩は大きな効果があります。
仕事に煮詰まった際やお昼休憩に外の空気を吸いに出るだけでも気分が違うはずです。
ストレス解消法4: グッズを使ってリラックス
グッズを使うことでストレスが発散できる場合もあります。
例えば以下のようなグッズはリラックスにおすすめです。
- アロマオイルを使って香りを楽しむ
- 入浴剤を使ってよりリラックスした入浴をする
アロマオイルは脳の自立神経に働きかけるため、リラックス効果があります。
私も知人に勧められてアロマを焚いてみましたが、優しい香りに癒され、思っていたよりもずっと気分がすっきりした経験があります。
アロマオイルには様々な香りがありますが、緊張をほぐしたい時にはラベンダーなどの優しい香り、気分をスッキリさせたい時にはレモンなどの果実系の香りを選ぶとよいです。
個人的なおすすめは「ease アロマオイル エッセンシャルオイル ラベンダー」。ラベンダーの香りが優しく包み込んで癒してくれます。
また、入浴剤を使うことで普段よりもリラックスした入浴タイムを演出することもストレス解消に効果的です。
個人的におすすめの入浴剤は「BIRTH」。
お風呂のお湯を重炭酸イオンをたっぷり含んだ「中性重炭酸泉」に変えてくれる入浴剤で、お風呂から上がった後も体の芯からポカポカが続きます。
入浴剤「BIRTH」はまじでおすすめです。「重炭酸イオン」とか聞くと胡散臭いなーと思ってしまいます(実際私も思っていました)が、実際に使ってみると普段より体が温まって、お風呂上がりのリラックス感が全然違いました。ポカポカ夢心地の中で入眠したい人は1度試してみるといいと思います。
ストレス解消法5: 趣味を充実させる
ストレス発散のために趣味に没頭し、プライベートを充実させるのも効果的です。
在宅ワークでは通勤・退勤がない分、仕事以外の時間がいつもより多く使えます。
その時間を活用し、今ある趣味を深く楽しんだり、新しい趣味を見つけたりすることで、オフの時間で思い切りストレスを解消してしまいましょう。
当ブログでは、コロナ禍でも楽しめるインドアな趣味として「映画鑑賞」「TRPG」などの趣味について記事を書いているので、興味があれば覗いてみてください。
まとめ
在宅ワークによって生じるストレスの原因は様々です。
この記事で紹介した以下のようなストレス解消法が、皆さんの自分なりのストレス解消法の発見に役立てば幸いです。
- ラフに会話ができる機会を増やす
- 環境を変える
- 体を動かす
- グッズを使ってリラックス
- 趣味を充実させる
ストレスが溜まらないように定期的にガス抜きをしながら、充実した自宅時間を過ごしましょう!