この記事では、Impostorで勝率を上げるための基礎知識や、テクニックについて紹介していきます。
絶対に覚えておくべき基本、サボタージュの考察、きっと役立つコツ・テクニックの順に紹介していきます。
Impostorで勝つためには、Crewmateの立ち回りも把握する必要があります。この記事から見始めた方は、よろしければ前回のCrewmate編にもお目通しください。
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Crewmateで勝つためのコツ・テクニック13選【Among Us】
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目次
絶対に覚えておくべき基本
追放されても仕事はある!
Impostorであると看破されて早々に追放されてしまったあなた。休むにはまだ早い!
追放されたあともサボタージュ(妨害工作)は可能です。あなた亡きあと孤独に頑張る相方を、絶妙なタイミングでサボタージュしてサポートしてあげましょう。
「息が合わずに邪魔しちゃうかもしれないし、サボタージュも本人に任せよう」
そう考える方もいるかもしれません。確かにその可能性もありますが、基本的には幽霊Impostorがサボタージュを積極的に行ったほうが、相方の助けになります。
なぜなら、まだ追放されていない相方Impostorは「キルをする」という仕事が残っているからです。
Imposotorはキルしていかなければ勝てません。
しかし、そのキルのタイミングがいかに難しいかは、一度は遊んだことのある方ならご存知の通り。
サボタージュ画面を開いている間はキルボタンは押せないので、絶好のキルタイミングを逸してしまうこともしばしばありますよね。
幽霊Impostorがサボタージュを担当することで、残された相方Impostorをキルすることだけに集中させてあげられる。それだけで充分勝利に貢献できるのです!
サボタージュを使うべきタイミングと、その効果についてはこの後に出てくる「サボタージュの考察」の章で詳しくお話します。
監視カメラに気を付けて
キルする前やベント移動する前には、周囲の目撃者はもちろん、監視カメラのランプにも注目しておきましょう。
セキュリティに備えられた監視カメラは、マップ「The Skeld」においては4箇所の通路を監視することができます。
これが使用されている際は、上記の画像のように通路の監視カメラの赤ランプが点灯します。
赤ランプが点いている監視カメラの前では、キルは我慢してCrewmateらしい動きに徹しましょう。
相方の停電を見逃すな
慣れないImpostorのうちにやりがちなミスが、停電中であることに気付かなかったというケースです。
停電に気付かずにいつもどおりに議論していたら
「停電中だったはずなのに、よくそんなに周りの様子が分かるなぁ。停電中でも変わらないImpostorの視界なんじゃないの」
と、いかにも怪しく思われてしまいます。
相方がサボタージュした場合、どこを見たらそれに気付けるのか。
リアクターメルトダウンと酸素枯渇では、Crewmate同様に視界が赤く光るのとアラート音とで簡単に気が付きます。
アラート音の無い、停電と通信妨害に気がつくためのポイントは二つ。以下の画像の丸で囲った部分です。
これらが表示されていればサボタージュが起きているので、見落とさず把握するようにしてくださいね。
サボタージュの考察
まず、サボタージュの基本として、一度使用してから次に使用するまでの間隔(クールタイム)が設けられていることを覚えておいてください。
- リアクターメルトダウン・酸素枯渇・停電・通信妨害は共通のクールタイムを持つ。それらの解除後30秒間は、上記のいずれのサボタージュも使用することができない
- 扉閉鎖はそれぞれの扉が17秒間のクールタイムを個別に持つ
- 同時に使えるサボタージュは一種類まで(扉閉鎖も含む)
- 扉閉鎖の際に、複数の扉を同時に閉じることが可能
これらを抑えた上で、以下では各サボタージュの特性や使うときのコツ・テクニックを考察していきます。
停電は絶好のキルチャンス
単純にして最も使い勝手の良いサボタージュが停電です。
Crewmateの視界を狭くすることで、アリバイ証明を難しくしたり、集団行動しているグループをバラバラにしたり、殺害の瞬間を目撃されにくくすることが出来ます。
停電は特に以下のような状況で有効です。
- Crewmate同士のアリバイが証明されやすい最序盤
- 殺したい相手が集団行動を徹底しているとき
- 自身が誰かとのペア行動を指示されていて自由が利かないとき
ちなみに停電を解除するための配電盤タスクは、取り組んでいる全員が同じタスクを共有しています。
つまり、誰かがスイッチをあげると他のメンバーの画面のスイッチもオフになるのです。
これを利用することで、スイッチをわざと消して解除を邪魔することもできます。
停電を解除を邪魔するときは「Impostorが邪魔してた!」と言われないようほどほどにね
他のサボタージュの後はどんどん扉を閉めよう
扉閉鎖のサボタージュは、各部屋の扉を10秒間閉めることが出来ます。
これを使用することで、Crewmateの移動を妨げてタスクの完遂を遅らせたり、密室を作って目撃者不在の殺害現場を作ったり、殺害後の現場を封鎖して死体発見を遅らせたりすることができます。
扉が開いてから17秒後には再度同じ扉を閉めることが出来るため、他のサボタージュに比べて高頻度に使用することができますが、扉が閉まっている10秒間は扉以外の他のサボタージュは使えないという点に注意!
あまりに扉閉鎖を乱発していると、場合によっては相方Impostorが使いたいときにサボタージュが使えないという事態を招きます。
それでは、扉閉鎖を使う絶好のタイミングはいつなのか。それは「他のサボタージュの解除直後」です。
扉の閉鎖は、他のサボタージュとクールタイムが別に管理されているため、他のサボタージュの解除後30秒間は扉閉鎖のみが使える状態になります。
他のサボタージュ後にすぐに扉を閉めることによって、10秒間Crewmateの足止めをすることができます。
そうこうしている間に、他のサボタージュのクールタイムが10秒分回復するので、時間稼ぎにもってこいです。
また、停電中はKillが起きがちです。停電解除直後に各所の扉を閉鎖することで、ベントを使えるImpostorのみが移動できますので、Killした相方が殺害現場から離れる手助けができるかも知れません。
扉を閉めるときは、一気に全部屋閉めてしまいましょう。せっかく複数の扉を同時に閉められるのですから、そのほうがタスク進行の妨害としては効果的です。
時間稼ぎにリアクターメルトダウン
リアクターメルトダウンと酸素枯渇に共通する特徴が二つあります。
- 左側(あるいは右側)に人を寄せられること
- 時間切れで勝利できること
リアクターメルトダウンは、The Skeldの左のハジのハジなので、(1)の人を動かす力は酸素枯渇より強いといえます。
解除タスクは必ず二人必要とはいえ、タッチするだけで済んでしまうので、(2)の時間切れ勝利の力は酸素枯渇に軍配が上がります。
では、リアクターメルトダウンを使ってCrewmateを左に寄せるタイミングはいつがいいのでしょうか。以下に例を挙げます。
- 右側で殺害したあと
- 会議後のキルクールタイムを稼ぐとき
- 終盤、右側にタスクが残っている人が多いとき
特に効果的なのが、右側で殺害したあとのリアクターメルトダウンです。
左に移動させる力が強いため、リアクター解除後に扉閉鎖も使うことで、右側の死体の発見を著しく遅らせることができます。
The Skeldのマップ右側でキルしたらリアクター、よく使う手やから覚えといてな!
必殺の終盤酸素枯渇
酸素枯渇は、前のリアクターメルトダウンで述べた二つの効果のうち、(2)の時間切れ勝利の力が強いです。
それはパスコード入力という一手間が必要という点もありますが、リアクターメルトダウンにはない酸素枯渇のとある特徴のためです。
それは「解除タスクがアドミンとO2の二部屋に分かれている」という点。
つまり、プレイヤーを二手に分断できるという利点です。
残りプレイヤーが4人あるいは5人のときの酸素枯渇は驚異的な威力を発揮します。
酸素枯渇のサボタージュを実行し、解除タスクに向かうCrewmateらと一緒にアドミンまたはO2に向かいます。このときあなたは、1人または2人で向かえる側を選択して向かってください。
残りのメンバーが反対側の解除タスクに向かったことも出来るだけ確認しましょう。
解除タスク前についたら、同行者がいる場合は解除される前にキル!
あとはアラート知らんぷりで踊りましょう。移動スピードが1倍であれば、これだけでも時間ぎれになって勝てることが多いです。
残り人数が少なくなってきたら酸素枯渇サボタージュで勝つ道筋もある、と覚えておくだけでも戦略の幅が広がります
地味だけど使える通信妨害
他のサボタージュに比べて地味で、使われる頻度が少ない脇役。
そんな通信妨害ですが、ベントとの相性は抜群です!
通信妨害の効果は以下の3つです。
- タスクのリスト、マップ上の位置が見えなくなる
- 監視カメラ、入室管理が使えなくなる
- (他のサボタージュも同様ですが)緊急会議ボタンが使えなくなる
ベント移動は瞬間移動でアリバイをごまかせる強力な技能ですが、監視カメラと入室管理でベント移動がバレてしまう可能性もあります。
その弱点をカバーできるのが通信妨害なのです。
特にThe Skeldにおいてプレイヤーの熟練度が上がってくると、入室管理でベント移動やキルの瞬間を発見される確率がかなり上がってきます。
入室管理や監視カメラを使いこなすCrewmateが多い場合にはとても有効なサボタージュです。上手く使いましょう。
きっと役立つコツ・テクニック
タスクについて把握しよう
Crewmateと一緒に行動する際には、怪しまれないようタスクをしているフリをしましょう。
熟練者からも見破られないような上手な「フリ」をするためのポイントは以下の通り。
タスクの場所を覚えよう
タスクの無い場所でタスクのフリをしてたら怪しいことこの上なし。
どこにタスクがあるのか自信がない人は、マップを開いてみてください。Impostorでもマップ上にタスク位置が表示されています。
これはタスクのフリをするためのダミーのタスク位置です。
タスクの内容を覚えよう
すぐに終わるタスクの前で長時間佇んでいたり、時間のかかるタスクなのにすぐにその場を離れてしまっては、怪しまれる原因になります。
各所のタスクの内容を覚えて、どのくらい時間のかかるタスクかを意識しましょう。
コモンタスクを把握しよう
コモンタスクはCrewmateに共通で課せられているタスクです。これは必ず把握しましょう。
今回課せられていないコモンタスクの前でのフリは厳禁です。
順序のあるタスクにご注意
一部のタスクは、実行できる順序が決まっているものがあります。
最初に行えないタスク、最後にはなりえないタスクには注意して、矛盾しないように気をつけましょう。
タスクの内容等については、今後執筆予定の「The Skeld徹底攻略」の記事にて紹介する予定です。
緊急会議ボタンで死体隠し
追放されなければ負けのないImpostorにとって、会議は無いほうが良いものですが、緊急会議ボタンにはImpostorにも便利な使い道があります。
それは、キルした後で死体が発見される前に緊急会議ボタンを押すというものです。
会議が行われると、その前にあった死体は消失します。そのため死体位置が分からなくなり、Impostor候補を絞りづらくなるのです。
ただし、死体位置の分からない会議が始まってしまうと、緊急会議ボタンを押した人の死体隠しを疑われることがありますので、ボタンを押す際には理由を用意しておきましょう。
キルクールダウンを消化するために
キルクールダウンが終わってさえいれば勝てたのに!そんな経験はありませんか?
素早く次のキルの準備を整えるために覚えておくべき知識があります。
それは、キルクールダウンは以下の状態では減っていかないという点です。
- ベントに入っている間
- 会議ボタンを押す画面を開いている間
- サボタージュ解除用の緊急タスクを行っている間
- 監視カメラを見ている間
- 入室管理を見ている間
- (MIRA HQの場合)ドアログを見ている間
- (Polusの場合)心電図を見ている間
では、どのようにしてキルクールダウンを消化すると良いのでしょうか?
- 時間のかかるタスクをしているふりをする
- 人通りのない場所に身を隠す
- サボタージュを活用する(実際の解除は出来るだけ他の人に任せる)
時間が潰せるタスクとしては、メッドベイのスキャン、リアクターの覚えゲー、ウェポンのシューティング、各所のダウンロード・アップロードがおすすめです。
身を隠すのにオススメの場所は、今後のマップ攻略編でお話します。サボタージュの活用については、上述の「サボタージュの考察」を参考にしてください。
ドア閉めや、死体と反対側のサボタージュを鳴らすことで、死体発見までの時間を稼ぐことでキルクールダウン消化の時間も同様に稼げます。
キルする相手を選ぼう
チャンスがあれば誰でもキルすべき!というわけではありません。有利に展開を運ぶためには、キルする相手を選ぶことも重要です。
特にキルすべきでない相手は、容疑者候補のCrewmateです!
人数が減ってくると、Crewmate側は最もImpostorらしい人物を決めて追放せざるを得ないタイミングが来ます。
そのときに、真のImpostorが追放されないように、自分たち以外の容疑者候補(怪しまれているCrewmate)を残しておくことは極めて重要なポイントです。
逆にキルすべき相手は、まず第一に多人数からCrewmateであると信じられている人物です。
先ほどの容疑者候補を残すという考えの逆で、容疑者になり得ない人物を先にキルすべきということです。
さらに、そういった信用を勝ち得たCrewmateは、会議中の発言力が強化され、会議がスムーズに進行しやすくなります。これはImpostorからすると美味しくありません。
第二に、緊急会議ボタンを押す権利を残しているCrewmateをキルすべきです。
全体で持っているボタンを減らすことによって会議の回数を減らし、真相に迫るための機会を奪うことが出来ます。
最重要!死体発見までの時間を稼げ
最後にお話しするのは、Impostorで勝利を目指すために最も重要なポイント。
死体発見までの時間を稼ぐことの重要性についてお話します。
最も理想的なキルは「容疑者が絞り込めないキル」です。
では、Crewmateはどのようにして容疑者を絞っていくのか考えてみましょう。
- 事件現場の近くに居た人物は怪しい
- 殺害時刻に一緒に居た人物は犯行不可能
などなど、様々な考察方法がありますが、いずれにしてもCrewmateがImpostorを推理するのに必要な情報は「どこでキルされたか」「いつキルされたか」の2つです。
「どこでキルされたか」を隠すためには、前述の「死体隠しの会議ボタン」が有効ですが、多用するのはお勧めできません。
あまりにも情報がないキルが続くと、最終的には状況証拠的に怪しい人物、つまり死体の場所が分からなくなる会議ボタンを押したあなたに処刑の矛先が向く可能性が高まるためです。
「どこでキルされたか」を隠すもう1つの方法は、1ターン中に2人以上キルすることです。1つの死体が発見されてレポートが入れば、残りの死体の位置は不明のまま会議に入ることになります。
ただし、2人以上キルするためには、相方がキルできるタイミングを作るため、あるいは自分が1人目をキル出来るようキルクールダウンを稼ぐため、1つ目の死体発見までの時間を稼ぐことが重要というわけです。
そして、「いつキルされたか」という情報は、事件現場以上に重要な情報となります。なぜなら、殺害時刻には必ずImpostorは被害者以外のCrewmateと一緒に居ないからです。
つまり、正確な殺害時刻が分かれば、その時間に誰と誰が一緒に居たかを突き合わせるだけで、容疑者の範囲がぐんと狭まることになります。
ただし、この「正確な殺害時刻を知る」ということが、このゲームにおいてはとても難しいのです。
基本的には「キルされたのはレポートされる直前であるか否か」程度しか正確に把握することは出来ません。時間が経てば経つほど、いつキルされたかは曖昧になり、容疑者を絞り込むことは困難になります。
では、どのようにして死体発見までの時間を稼ぐことが出来るのでしょうか。
最も有効な手段は、サボタージュを駆使することです。
Crewmateを死体から遠い位置へ移動させたり、扉を閉めたり、入室管理を使えなくしたりすることで時間を稼ぎましょう。
そして、次に重要なのがどこでキルするか、ということです。各マップによって死体が見つかりやすい場所、見つかりにくい場所というものが存在します。
おわりに
この記事ではImpostorとして立ち回る際に覚えておくべき知識や、サボタージュの使い方、役に立つかもしれないコツ・テクニックについて紹介しました。
Impostorで勝つためには、Crewmateの立ち回りも把握する必要があります。この記事から見始めた方は、よろしければ前回のCrewmate編にもお目通しください。
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Crewmateで勝つためのコツ・テクニック13選【Among Us】
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死体が見つかりにくいキルスポットを知っておくことや、逆にCrewmateのときにキルされない立ち回りなど、マップについて詳しくなることは上達の近道です!
次回以降は、各マップの徹底解説を【Crewmate編】【Impostor編】に分けて紹介していきたいます。
そして、ほんとは今回のImpostorで勝つための記事に載せたかった「上手なキルの方法」については、長くなってしまうのでまた別の記事でお話したいと思っています。
乞うご期待!
なお、当ブログでは他にもAmong Usに関する記事を書いているので興味があればご覧ください。