映画バットマンのシリーズ作品「ダークナイト トリロジー」。
今回はその第2作目にあたる「ダークナイト」のあらすじと感想、そして世間の口コミ・評価を記事にしてみました。
ネタバレは控えめにしているので、未視聴でこれから見るかどうか迷っている方にもおすすめできる記事です。
「ダークナイト」のあらすじ
犯罪都市「ゴッサム・シティ」で多発する犯罪を抑制するため、主人公ブルース・ウェインは「バットマン」として犯罪を抑止するための活動を続けていた。
そんな中、ジョーカーと名乗る人物が現れ、「バットマンは名乗り出ろ。名乗り出なければ毎日誰かを殺す」とバットマンに対して正体を明かすよう挑発する。
そこからの数日間、ジョーカーの宣言通り毎日のように殺人が行われていき、ジョーカーは次にブルース・ウェインの幼馴染であるレイチェル・ドーズを殺すと予告してきて...。
「ダークナイト」の主な登場人物・キャスト
バットマン (クリスチャン・ベイル)
「ゴッサム・シティ」の犯罪を止めるべく、コウモリの姿で戦う闇のヒーロー。
正体は大富豪のブルース・ウェイン。
ジョーカー (ヒース・レジャー)
突如現れゴッサム・シティを混乱に陥れる犯罪者。
口元に裂けた傷跡があり、顔は白塗りの奇妙な出立ち。
ハービー・デント (アーロン・エッカート)
ゴッサム・シティに新しく着任した検事。
ゴッサム・シティから犯罪をなくすために戦う正義感の強い人物だが...。
レイチェル・ドーズ (マギー・ギレンホール)
ブルース・ウェイン(=バットマン)の幼馴染。
正義感の強い検事であり、ハービー・デントの恋人。
「ダークナイト」を実際に視聴した感想
ジョーカーの恐ろしいほどの狂気
この映画の悪役「ジョーカー」は狂気に満ち溢れているキャラクターです。
白塗りの顔、裂けた口、黒塗りの目などの奇妙な出立ちはもちろん、動機もなく犯罪を犯し続ける凶悪な行動原理も狂気的。
ふざけた格好ではありますが、犯罪は計画的。緻密に寝られたであろう計画をもってバットマンを苦しめます。
唯一彼に目的があるとすれば、それは「ゴッサム・シティの秩序を破壊すること」です。人々を混乱に貶めることこそが彼の目指すものといえるでしょう。
ジョーカーを演じるヒース・レジャーの演技がその狂気を後押ししています。彼の演技がダークナイトを傑作たらしめているといっても過言ではありません。
狂気的な笑い方、くちゃくちゃと口を鳴らした汚い喋り方、落ち着きのない仕草...ヒース・レジャーの演技の1つ1つがジョーカーを悪役たらしめ、その狂気を画面の前の私たちに伝えてきます。
このジョーカーの演技だけでも見る価値がある、そう思わせてくれるような演技でした。
追い詰められた時に出る人間の本性
「追い詰められた時に出る人間の本性」...これが、この映画のテーマの1つであることは間違いありません。
ネタバレになるので詳細には言えませんが、ジョーカーに挑発され追い込まれていくバットマン、精神的にも肉体的にも追い詰められる検事ハービー・デント、ジョーカーに理不尽な死のゲームをさせられて追い詰められた市民、この映画にはとことんまで追い詰められる人物がたくさん出てきます。
そんな彼らが葛藤の上どんな行動を起こすのか、そこには人間が追い詰められた時に出る本質が現れています。
ジョーカーによって炙り出される登場人物たちの本性もこの映画を楽しむよいスパイスになっているといえるでしょう。
ヒーロー映画らしからぬアクションシーン
ヒーロー映画なので当然ヒーロー vs 悪役のアクションシーンも見ものです。
見ものなのですが、バットマンシリーズは他のヒーローものと違ってド派手なアクションではありません。
バットマンも今作の悪役ジョーカーも、どちらもただの人間です。
自らの資産を投じて科学の力で闘うバットマンと緻密な計画と狂気性でゴッサム・シティを混乱に陥れるジョーカー、この2人の闘いは現実でもあり得る範囲のフィクションとして楽しむことができます。
必殺技でドカン! のような派手さがなくとも楽しめてしまうのが、ダークナイトシリーズのアクションシーンです。
ダークナイトの前作にあたる「バットマン ビギンズ」を視聴している人は、バットマンが使う武器や乗り物がどのような過程で作られてきたかがわかるため、よりアクションシーンで想像が働くはず。
未視聴の方は時間が許せば、「バットマン ビギンズ」を視聴してからこの映画を見るとより楽しむことができるでしょう。
「ダークナイト」の口コミ・評価
ダークナイトの口コミ・評価を調べてみると、やはりジョーカーを中心とした演技が素晴らしいという意見が多数でした!
[ダークナイト] が面白い理由
1.選択を巡る葛藤が全編を貫く
2.俳優の演技が素晴らしい
3.テンポよく展開するプロット、5分に1回のペースで映画的な興奮が必ず含まれている
4.「どんでん返し依存」をしていないこと。
5.映像がスタイリスティックで、恰好いいこと。#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/rK1EUwza7B— まぁぞう@映画ライター,ブログ管理人兼銀盾YouTuber (@5moviesnet) January 29, 2021
ダークナイト、ヒース・レジャーの怪演が想像以上だった。相当役作りで精神削ってそう。ほんとに人を殺めたことがあるんじゃないかという狂気っぷり。白塗りじゃないハンサムな彼の画像を見てどうしてもあのジョーカーと一致せず、脳が混乱状態。
— ルル (@rururushiki) January 29, 2021
ジョーカーいいですよねぇ☺️
私は個人的に無印のジョーカーの方が好みなのですが、ダークナイトのジョーカーははちゃめちゃにオシャレでカッコいい☺️— PP@推し完凸まで低浮上 (@PP_togi) January 31, 2021
ダークナイトのジョーカーが好き過ぎて何回でも観てる…。ヒース・レジャーの演技が迫真過ぎて魅入られました。
本当に何回でも見返せる数少ない作品の1つです。好きなシーンが多すぎて多分これからも度々ダークナイトについて色々発信していくかなと👀#映画好きと繋がりたい #映画#ダークナイト pic.twitter.com/Fm79octQq1— あまんだ【映画垢】 (@am03_cinema) January 31, 2021
「ダークナイト」を視聴できる動画配信サイト(VOD)
「ダークナイト」を視聴できる動画配信サイトは以下の通りです。
一言メモ
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