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名探偵コナン「ペロッ...これは、青酸カリ!」の元ネタは第何巻?

名探偵コナン 「ペロッ...これは、青酸カリ!」 の元ネタは第何巻?

ネット上で有名なネタに「ペロッ...これは、青酸カリ!」というものがあります。

これは、探偵や刑事が事件の捜査をする際に、粉のようなものを舐めてそれが何かを確認するシーンでよく用いられるものです。

その元ネタは名探偵コナンなのですが、青酸カリを舐めたら流石のコナンも死んでしまうはず!

この記事では「ペロッ...これは、青酸カリ!」の実際の元ネタはどうなっているのか、そしてそのセリフはコナンの第何巻で見られるのかについて解説していきます。

コナン「ペロッ...これは、青酸カリ!」は実はコラージュ画像!?

結論から言ってしまうと、コナンの「ペロッ...これは、青酸カリ!」はネット上で作られたコラージュ画像が元で広まったネタです。

そのため、実際にコナンは青酸カリを舐めたわけではありません。

もし青酸カリを舐めてしまっていたら、今頃コナンは最終回を迎えていることでしょう。青酸カリは少量で人を死に至らしめてしまう猛毒ですから。

実は、本当にコナンが舐めていたのは青酸カリではなく「麻薬」です。

とある事件の捜査中、白い粉が床に落ちているのを確認したコナン君が、それを指ですくいとって舐め「これは...麻薬!?」と言うシーンがあります。

このシーンを元にネットで画像が改変され、コラージュとして作られたのが、「ペロッ...これは、青酸カリ!」というネタだったわけですね!

コナン「ペロッ...これは、青酸カリ!」の元ネタは2ちゃんねるのスレ!?

前の章で紹介したように「ペロッ…これは青酸カリ!」というフレーズは、実際には『名探偵コナン』の公式なシーンではないようです。

このフレーズは2ちゃんねるの「ニュー速VIP板」での改変ネタとして広まり、ネットミーム化したものです。

2ちゃんねるのニュー速VIP板において、コナンがその粉を舐め続ける画像や少年探偵団の光彦が「ペロッ…これは青酸カリ!!」といい昇天してしまう画像などがネタとして作られたことで、その絵面の面白さからネットミームとして広まりました。

なお、青酸カリの「カリ」の部分が擬音語っぽい語感であることから、「ペロッ」の部分と「カリ」の部分を入れ替えて、「カリッ...これは青酸ペロ!!」というセリフに変えてしまっているネタ画像もあったりします。

まさかコナンも、犯人逮捕のために必要な捜査としてやった行動が、ここまでネタになってしまうとは思ってないでしょう。漫画の向こうから「バーロー!」という声が聞こえてきそうだ...。

コナン「ペロッ...これは、青酸カリ!」の元ネタはコミックス7巻の「ピアノソナタ『月光』殺人事件」

名探偵コナンの「ペロッ...これは、青酸カリ!」の元ネタはコミックス7巻に登場する「ピアノソナタ『月光』殺人事件」から来ています。

この事件のあらすじは以下の通りです。

あらすじ

毛利小五郎の探偵事務所に、「麻生圭二」と名乗る男から謎の手紙と依頼料50万円が届く。手紙の内容から、コナン、蘭、小五郎の3人は伊豆沖の月影島に向かうことになった。しかし、村役場での聞き込みの結果、ピアニストの麻生は過去に一家心中で死んでしまったという事実を知る。

月影島は村長選の真っただ中。コナン一行は謎の手紙を探偵事務所に送った人物を特定するため、調査を開始した。調査の中で島の公民館を訪ねてみると、麻生の友人である前村長・亀山の三回忌の法事が始まる場面に出くわす。そこでコナンたちは、「呪われたピアノ」と呼ばれるピアノの存在を知ることになる。

法事中、『月光』のメロディが流れた途端、村長候補の1人が溺死した状態で発見される。そのことからコナンは、例の手紙が殺人予告であると判断。さらに殺人事件が起こるのではのではないかと予想した。

果たして、呪いのピアノと事件の関係性はあるのか。そして、村長候補を溺死させた犯人とは...。

「ピアノソナタ『月光』殺人事件」はコナンの数ある事件の中でも名作と呼ばれるお話です。

その事件の捜査の中で、呪いのピアノの近くに落ちている白い粉を舐めるシーンが、「ペロッ...これは、青酸カリ!」の元ネタ。

一見なんでもない捜査シーンではありますが、麻薬を舐める衝撃の行動に目ざとく反応したネット民の誰かが、おもしろおかしくコラージュしてしまったというわけですね!

アニメ版のコナンは麻薬を舐めない!?

漫画版の名探偵コナンでは、床に落ちた麻薬を舐めて確認したコナン君ですが、アニメ版では少し違った描写になっているようです。

コンプライアンスなどが厳しくなってきているご時世にあわせてかはわかりませんが、アニメ版では麻薬を舐めてしまう描写がなくなってしまったようです。

ネット民の中には、麻薬を舐めるシーンを期待してみていただけに残念がっている人もちらほらいた模様。

ファンとしては、これだけネタになっているシーンが、原作漫画と違う表現になってしまうのは少し残念ですね。

「ペロッ...これは、青酸カリ!」へのSNS上の反応

「ペロッ...これは、青酸カリ!」や「カリッ...これは青酸ペロ!!」のネタが、ネット民に愛されているのがわかったところで、SNS上の反応を見てみましょう!

 

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まとめ:「ペロッ...これは、青酸カリ!」の元ネタはコラージュ

というわけで、「ペロッ...これは、青酸カリ!」の元ネタは「ネット民が作ったコラージュ画像」でした。

コラージュ画像の元になったのは、コミックス7巻に掲載されている神回「ピアノソナタ『月光』殺人事件」。

呪いのピアノの付近に落ちていた白い粉をコナンが舐め、「これは...麻薬!?」と発言したシーンのセリフを差し替えてネタになっていったようです。

コナンが青酸カリを舐めて連載終了...なんてならなくてよかった...。

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