コロナによりお家に過ごすことが多くなった昨今。インドア派にとっては、ゆっくり過ごせるお家時間は最高のひととき。ですが、長引くステイホームにそろそろ飽きてきたという方もいらっしゃるのでは?
こんなご時世だからこそ、収束したら海外旅行に行ってみたいと思いませんか? 行けるのはまだ先の話かもしれないけど、いつか来る収束の日に向けて.....。今のうちに、訪れてみたい場所をリストアップしてみてはいかがでしょうか。
楽しみや目標が増えて、お家時間もより充実するはずです。今回は、特に死ぬまでに一度は見てみたいような世界の絶景、建造物をご紹介したいと思います。訪れてみたくなること間違いなしです。
目次
「タージ・マハル」(インド)
インドが誇る世界遺産、タージ・マハル。ロマンティックな伝説が残る建造物であることをご存知ですか??ムガル帝国5代目のシャー・ジャハーンが亡き妻のために建設したお墓と言われています。妻が亡くなった深い悲しみと愛を感じますよね。
タージ・マハルの見どころは、計算された完璧なシンメトリーと広大な庭園です。徹底された左右対称のデザインは何とも美しく、庭園の水面に映る鏡像が幻想的です。
昼は青空の下、白亜の建物がより際立ち、壮大さや迫力を感じられます。朝夕は太陽の光が柔らかく、曙色や茜色に建物が染まり、神秘的な雰囲気を味わえます。
「アンコール・ワット」(カンボジア)
クメール王朝時代に築かれた寺院や建造物の1つであるアンコール・ワット。強力な勢力を築いたスーリヤヴァルマン2世が造営した寺院であるため、特に有名です。約30年かけて制作され、クメール建築の最高傑作とも言われています。
遺跡の前の池に映し出される鏡像は絵画のように美しく、観光客を魅了し続けています。朝は、澄んだ空気に太陽の日が差し込み、神秘的な光景を楽しめます。また夕方は、日が遺跡を茜色に染め、幻想的で少しロマンティックなムードに。
その神秘的な空間は、時がゆっくりと流れているようで心が落ち着きます。
「モン・サン・ミッシェル」(フランス)
ある日、アヴランシュ司教オベールが夢の中で大天使ミカエルのお告げを受けました。「この岩山に聖堂を建てよ」と。そこで、建てた礼拝堂が、後のモン・サン・ミッシェルの修道院です。その頂上には金色の大天使ミカエル像が輝いています。
朝昼夜、それぞれ見せる表情が異なります。特に夜、ライトアップされた修道院は神々しく感じます。さらに、サン・マロ湾の潮の干満によって、また見え方が異なります。潮が満ちた際は、まるで海に浮いているような光景が!!荘厳な雰囲気と美しい景観に魅了されること間違いなしです。
フワフワのオムレツも名物ですので、ぜひ食べてみて下さい。
「バチカン市国」(バチカン市国)
イタリアのローマにある都市国家、バチカン市国。ローマ教皇が住む国であり、国全体が世界遺産です。外国人観光客が入場可能なのは、サン・ピエトロ広場、大聖堂、バチカン美術館の周辺です。どれも見応えのあるものばかり。
教科書に載っているような有名な芸術品だけでなく、辺り一面、360度見どころ満載。芸術の宝庫とされているので、見応えは群を抜いてたっぷりあります。バチカン美術館の長く真っ直ぐな廊下の天井には美しい絵画が描かれています。つい天井ばかり見て歩いてしまいます.....。
「サグラダ・ファミリア」(スペイン)
未完成の世界遺産として有名なサグラダ・ファミリア。スペインが誇る天才建築家のアントニ・ガウディによって進められたこのプロジェクト。ガウディの没後、様々な困難を乗り越えながら建設が続いています。その年月はなんと100年以上。未だ建設途中ですが、2026年に完成予定と言われています。
大迫力のサグラダ・ファミリアの魅力は外観だけに留まりません。木漏れ日が差し込む広大な森をイメージした内観は、明るく色鮮やかな空間です。また、自然の明るさで照らされたステンドグラスは艶やかで神秘的な空間を作り出します。ガウディによって計算された美をぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- ・完全なシンメトリーに魅了される「タージ・マハル」
- ・池に映し出される鏡像が幻想的な「アンコール・ワット」
- ・さまざまな表情にうっとり魅せられる「モン・サン・ミッシェル」
- ・国自体が世界遺産!!芸術の宝庫「バチカン市国」
- ・天才建築家ガウディのこだわりがつまった「サグラダ・ファミリア」
どの建物も、荘厳な雰囲気を作り出し、息を飲む建造物ばかりです。いつ収束するのか先が見えない.....。不安な日々が続く.....。そんな毎日ですが、世界の絶景に夢を膨らませることで、いい気分転換にもなるはずです。
また元の日常が戻ったら、ぜひ海外旅行に行きたいですね! 今後のご旅行の参考になれば嬉しいです。